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尿中8-OHdGの評価方法(生成速度補正法)  
ヒト随時尿に含まれる8-OHdGレベルは、日中の活動状況や採取時刻によって大きく変動することが判明しております。 誤差要因をより小さくする方法には主に下記の3種類があります。研究目的に応じてご選択ください。
1) 24時間蓄尿。サンプリングに手間がかかりますが、最も確実な方法です。
2) クレアチニン補正による方法。8-OHdG濃度を尿中クレアチニン濃度で割り返すことにより、 変動を抑えることができ、また
個人差も吸収することができるとされています。
3) 8-OHdG生成速度として評価する方法。採尿時に採尿間隔(時間)、尿量(mL)、体重(kg)を記録しておき、 体重1kg
当たりの1時間当たりの生成速度(排出速度)として評価する方法で、個人差もある程度収束することが判明しております。
  尿中の酸化ストレスマーカー補正法
尿中の酸化ストレスマーカーの補正法 8-OHdG、HEL、イソプラスタン等にも応用できます。
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