Rev.160513
抗酸化/酵素測定キット
Biomarkers for antioxidants and antioxidative enzymes. 日本老化制御研究所"
抗酸化能測定キット「PAO」
Colorimetric assay for Total Antioxidant Capacity
(本製品は研究用試薬です。)
酸化ストレスは数多くの疾病や老化現象に深く関わっており、酸化ストレスの低減は疾病予防や 老化制御に役立つことが期待されています。酸化ストレスとは、体内で発生する活性酸素と、活性酸素を消去する抗酸化能のバランスが 崩れることによって生じます。このため、酸化ストレスの的確な評価には、生体内における活性酸素(損傷レベル)と抗酸化能の両面を 測定することが重要と考えられます。

本試薬は銅イオンの還元反応(Cu++⇒Cu+)を利用し、サンプルの抗酸化能を短時間(約5分)で簡便に測定するものです。 血清の酸化ラグタイムと高い相関性を示すほか、食品サンプルの抗酸化能評価にもご利用いただけます。
本試薬は銅イオンの還元反応(Cu++⇒Cu+)を利用し、サンプルの抗酸化能を 短時間(約5分)で簡便に測定するものです。血清のトータル抗酸化能の評価にご利用いただけます。血清の酸化ラグタイムと高い相関性を 示すほか、赤ワインや紅茶といった食品サンプルの抗酸化能評価にも適用可能です。
● 測定対象: 抗酸化力の測定(銅イオンに対する還元力)
● 測定レンジ: 21.9〜4378μmol/L(reduction power)
● 所要時間: 約5分
● サンプル所要量: 約5μL
● テスト数: 96テスト(検量線のために6ウェル必要)
● 必要な器具: マイクロプレートリーダー(測定波長480〜492nm)、8チャンネルマイクロピペット(50〜250μL)、 マイクロピペット(10〜50μL用)、プラスチック試験管、蒸留水など
● 保存条件: 室温保存(有効期限は製造日より3年間)
品名 商品コード 測定レンジ 所要時間 価格
抗酸化能測定キット「PAO」 KPA-050 21.9〜4378μmol/L 約5分間 70,000円(税別)

関連特許: 第5917951号
【ご注意】本製品は研究用試薬です。研究以外の用途(臨床検査/診断/医療行為等)には使用できません。

日研ザイル株式会社 日本老化制御研究所 〒437-0122 静岡県袋井市春岡710-1 TEL 0538-49-0125 FAX 0538-49-1267

 
【特徴】
本試薬は、ビタミンC、グルタチオンといった水溶性抗酸化物質だけでなく、ビタミンEなど 脂溶性抗酸化物質を幅広く検出します。血清抗酸化能の測定から、食品の抗酸化性評価まで幅広い用途にご利用いただけます。 食品サンプルでは、特に赤ワイン・紅茶・コーヒー等の飲料サンプルの評価に適しています。
本試薬は血清抗酸化能の評価にも適用可能です。従来より血清抗酸化能の評価に用いられてきた 酸化ラグタイム法と高い相関性を示します(左図、R=0.769、p=0.0001)。ヘパリン血漿または血清サンプルの抗酸化性を測定できます。 血清中の抗酸化物質には不安定なものが多く、新鮮血清または新鮮血清を凍結したサンプルが 適しています。

【実施例】:糖尿病患者の血清抗酸化能(PAO)は健常者対照に比べ低値を示します(左図)。
【参考文献】
1) Oxidative imbalance and cathepsin D changes as peripheral blood biomarkers of Alzheimer disease: A pilot study.
E Strafacea, P Matarresea, L Gambardella, R Vona, A Sgadari,MC Silveri, W Malorni. FEBS Letters 579, p2759-766 (2005) (アルツハイマー患者では血清PAOは低値を示します。)
2) Oxidative stress and its association with coronary artery disease and different atherogenic risk factors. C. VASSALLE, L. PETROZZI , N. BOTTO, M. G. ANDREASSI and G. C. ZUCCHELLI. Journal of Internal Medicine 2004; 256: 308-315 (PAO測定値は高血圧患者、冠動脈疾患疾患患者で低値を示します。)
3) Antioxidant capacity as a reliable marker of stress in dairy calves transported by road. P Pregel, E Bollo, FT Cannizzo, B Biolatti, E Contato, and PG Biolatti. Veterinary Record 156, p53-54 (2005) (ウシへの適用例。ストレスにより血清抗酸化能が低下。)
4) Vitamin E-coated dialyzers reduce oxidative stress related proteins and markers in hemodialysis ? a molecular biological approach. LA Calo, A Naso, E Pagnin, PA Davis, M Castoro, R Corradin, P Riegler, C Cascone, W Huber and A Piccoli. Clinical Nephrology, Vol.62(5), p355-361 (2004)
5) Oxidative stress-related factors in Bartter's and Gitelman9s syndrome: relevance for angiotensin II signalling. Calo LA, Pagnin E, Davis PA, Sartori M, Semplicini A. Nephrol Dial Transplant ,Vol.18(8) p1518-25 (2003)
6) Effect of epoetin on HO-1 mRNA level and plasma antioxidants in hemodialysis patients. Calo LA, Stanic L, Davis PA, Pagnin E, Munaretto G, Fusaro M, Landini S, Semplicini A, Piccoli A. Int. J Clin. Ther, Vol.41(5), p187-92 (2003)
7) Restored Antioxidant Capacity Parallels the Immunologic and Virologic Improvement in Children with Perinatal Human Immunodeficiency Virus Infection Receiving Highly Active Antiretroviral Therapy. M Martino, F Chiarelli, M Moriondo, M Torello, C Azzari, and L Galli Clinical Immunology, Vol.100(1),p82-6 (2001)
【ご注意】本製品は研究用試薬です。研究以外の用途(臨床検査/診断/医療行為等)には使用できません。