Rev.131017
脂質酸化損傷マーカー
Biomarkers for lipid oxidation. 日本老化制御研究所"
尿中イソプラスタン測定キット
ELISA kit for urinary isoprostane F2t
(本製品は研究用試薬です。)  
【リン脂質の酸化損傷マーカー】
イソプラスタン(15-Isoprostane F2t)は細胞膜やリポ蛋白に含まれるリン脂質が フリーラジカルにより酸化されて形成されるプロスタグランジン様の化合物で、喫煙、糖尿病、動脈硬化との関連性が報告されております。 尿中イソプラスタンを測定することにより、生体内における酸化ストレス(脂質酸化)を非侵襲的に評価することが可能になります。 本試薬は尿サンプルを対象に15-イソプラスタンF2t(15-isoprostane F2t:8-epi-PGF/ 8-isoPGF)を測定するELISAキットです。
● 測定対象: 尿中イソプラスタン
● 測定レンジ: 0.05~100 ng/mL
● 所要時間: 約3時間
● サンプル所要量: 約100μL
● テスト数: 96ウェル(検量線のために24ウェル必要)。
● 必要な器具: マイクロプレートリーダー(測定波長450nm)、8チャンネルマイクロピペット(50~250μL)、
マイクロピペット(10~50μL用)、プラスチック試験管、3M 硫酸
● 保存条件: 冷蔵(2~10℃ ・凍結不可)
【参考文献】
1) Morrow JD, et.al.: Noncyclooxygenase oxidative formation of a series of novel prostaglandins: analytical ramifications for measurement of eicosanoids. Anal Biochem.184(1), p1-10 (1990)
2) Morrow JD, et.al.: Quantification of the major urinary metabolite of 15-F2t-isoprostane (8-iso-PGF2alpha) by a stable isotope dilution mass spectrometric assay. Anal Biochem. 269(2), p326-331 (1999).
3) Roberts LJ, et.al.: Measurement of F(2)-isoprostanes as an index of oxidative stress in vivo. Free Radic Biol Med.28(4), p505-513 (2000).
品名 商品コード 測定レンジ 所要時間 価格(税込)
尿中イソプラスタン測定ELISAキット KIP-050 0.05~100 ng/mL 約3時間 110,000円
尿中イソプラスタン受託検査 測定原理:ELISA法/検体提出量:5mL(最少0.4mL)
動物検体対応可能/使用キットは上記と異なります
8,800円
【ご注意】本製品は研究用試薬です。研究以外の用途(臨床検査/診断/医療行為等)には使用できません。

日研ザイル株式会社 日本老化制御研究所 〒437-0122 静岡県袋井市春岡710-1 TEL 0538-49-0125 FAX 0538-49-1267

 
 
 
 
【測定原理】

1.マイクロプレートに抗15-isoprostane F2t抗体を固相化します。

2.サンプルおよびHRP標識-15-isoprostane F2tを分注します。

3.発色基質TMBによりウェルに結合したHRP標識-15-isoprostane F2tを検出し、 サンプル中の15-isoprostane F2t濃度を算出します。
【特異性】
 
 
 
 
 
 
 
 
【ご注意】本製品は研究用試薬です。研究以外の用途(臨床検査/診断/医療行為等)には使用できません。