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【タイトル】 |
【内容】 |
1 |
お引受条件について: |
組織サンプルは前処理の工程でバッチ差が出やすい傾向にあります。
ロット差、バッチ差が出る可能性があること、測定結果については無保証である
ことをご了解頂ける場合に限り、お引き受けいたします。測定に使用する試薬は下記の通りです。
・破砕方法:ビーズクラッシャー
・DNA抽出:DNAエキストラクターTISキット 富士フイルム和光純薬(株)Code.296-67701
・DNA加水分解処理:8-OHdG測定前処理試薬セット 富士フイルム和光純薬(株)Code.292-67801
・8-OHdG測定:KOG-HS10 高感度8-OHdG ELISA
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2 |
サンプル送付の注意点: |
弊社では組織サンプルの切り出しや標的部位の切り出しができません。
エッペンチューブに対象組織を100~400mg入れた状態で、凍結、
輸送をお願いします。原則として、そのまま、あるいは無作為に
カットしてホモジネートを調製、測定を行います。
なるべく各サンプルの部位、重量が同じになるよう、お送り頂けると
調製誤差を抑えることができます。サンプルは項目ごとに分けてお送りください。 |
3 |
DNA抽出量が少ない場合: |
組織の種類や量、状態により十分量の8-OHdGを抽出できない場合があります。
50μg程度のDNAが得られた場合には、検出できる可能性がありますが、DNA量が極端に少ない場合には
8-OHdG測定はできませんので、前処理費用(前処理検討費用)のみ申し受けます。
【弊社でのDNA抽出例】
・脳:200mgから抽出されるDNA量は、約75μg
・肝臓: 100mgから抽出されるDNA量は200~300μg
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精子DNAの場合: |
精子DNAにつきましては、軟組織とは抽出条件が異なります。
ご依頼の前に、必ずご連絡ください。
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ご報告単位について: |
本検査におきましてはdGの測定は行いませんので、精製DNAの吸光度からDNA濃度を算出、
8-OHdG ng/mg DNA の単位にてご報告いたします。
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