日本老化制御研究所
酸化損傷
酸化ストレスプロファイル
総抗酸化能
脂溶性抗酸化化物質
水溶性抗酸化化物質
コエンザイムQ
10
酸化前駆因子
老化関連ホルモンプロファイル(AHP)
ビタミン・ミネラル プロファイル(VMP)
検査内容
生体の酸化ストレスの状態を総合的に評価する酸化ストレスプロファイルを中心に、 酸化損傷、抗酸化の解析に役立つ項目の受託検査を行っております。いずれの項目も研究を目的とした研究検査です。
酸化の解析
体が酸化されると、リンゴの皮をむいて放置した際の変色や、鉄がさびるように体の中に 「さびの現象」が起こります。そのさび現象が老化の進行、多くの病気に深く関わっていると言われています。
(1)
酸化損傷項目
活性酸素によって体がどの程度酸化されて損傷を受けているか確認できます。DNAの損傷を反映する8-OHdGや 脂質過酸化の初期段階生成物であるヘキサノイルリジンなどがあります。
(2)
酸化前駆因子項目
鉄や銅は適量ならば生体内の健康維持に必要な成分ですが、多くなりすぎますと生体内の酸化を促進します。
抗酸化の解析
抗酸化物質(主として活性酸素を消去する作用があります)を測定することにより、体内の酸化に対する防御能力を確認することができます。
(1)
水溶性抗酸化物質
水溶性の抗酸化成分をいいます。ビタミンCは強い抗酸化力があります。
(2)
脂溶性抗酸化物質
脂溶性の抗酸化成分をいいます。カロテノイド類、ビタミンAなどがあります。
(3)
総抗酸化能
酸化に対する総合的な防御能力を示します。水溶性、脂溶性の抗酸化を測定するPAOが代表的です。
酸化・抗酸化の解析
コエンザイムQ
10
は、酸化と抗酸化のどちらの指標にもなります。ユビキノール(還元型CoQ
10
)、ユビキノン(酸化型CoQ
10
)、CoQ
10
トータル、酸化率を確認できます。
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