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受託検査 酸化損傷
【代表的なDNA酸化ストレスマーカー】
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遺伝子DNAは活性酸素種(ROS)/フリーラジカルにより酸化損傷を受けることが知られています。特にグアニン塩基は ヒドロキシラジカルによる酸化を受けやすく、8位の炭素がOH修飾され、8-ヒドロキシ-デオキシグアノシン(8-OHdG・左下図)が 生成されます。DNA中の8-OHdGは発がんリスク等に深く関わっており、DNA修復酵素の作用で8-OHdGはDNAから切り出され細胞外に排出、 さらに血液を経て尿中に排泄されます。このため、尿中8-OHdGは、生体内における酸化ストレス(DNA酸化)を非侵襲的かつ鋭敏に 反映する優れたバイオマーカーとされています。
【DNA損傷に対する優れた特異性】
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New 8-OHdG Check ELISAキットは8-OHdG/8-oxo-dGに特異的なモノクローナル抗体を 採用。 従来用いられていた抗体が、RNA酸化物(8-oxo-G)にも反応してしまうのに対し、本抗体はDNA酸化物8-OHdGに対する優れた特異性を 示します。DNA酸化マーカーは発がんリスク等との関連性と密接な関係のあることが示されており、RNA酸化物の干渉を受けない、 DNA特異的な評価系が有用です。
S.Toyokuni, et.al., Lab Invest 76(3), p365-374 (1997)
【受託検査】
項目名 検体の種類 動物種 保存
方法
検査
方法
検査
施設
検査費用
(税込)
備考
8-OHdG 尿 5mL
(最少0.4mL)
(希釈測定可)
ヒト
実験動物
凍結 ELISA法   3,850円 参考値:
単 位:ng/mL
ご注文方法
※上記検査項目につきましては予告なく改廃される場合があります。ご注文の際には、予め弊社担当者まで仕様、価格、納期をご確認ください。

「希釈測定可」の記載のある項目について
検体必要量に満たない場合でもご依頼いただけます。ご提出いただいた検体量に応じて希釈測定を試みます。希釈する分、検出下限以下になる可能性が高まります。 また、異常値等の場合でも再検ができませんので、ご報告結果が「Over」「検出下限以下」「検出不可」となる可能性があります。 予めご了承ください。
ご質問などお気軽にどうぞ(メール)
技術情報
No. 【タイトル】 【内容】
1 尿検体の補正について: 尿中マーカーの補正法は、クレアチニン補正、生成速度補正、24時間蓄尿があります。 随時尿の場合は、クレアチニン補正が用いられることが多いですが、クレアチニン排出量は筋組織と腎機能に依存しますので 運動に関連する試験や、筋組織、腎機能に異常のある方には適さない場合があります。この場合には生成速度補正、または 24時間蓄尿を選択します。生成速度補正につきましては、 こちらをご参照ください。
2 検体最少量について: 尿中8-OHdG分析の検体最少量は0.4mLです。このうち、0.2mLはクレアチニン測定に使用しますので、 クレアチニン測定が不要の場合には、0.2mLあれば測定可能です。げっ歯類など、検体量の確保が難しい場合には、希釈測定にて 対応いたしますが、希釈する分、検出下限以下になる可能性が高まります。希釈測定する場合でも、50μL以上での提出を お奨めします。尚、規定量(5mL)未満にてご提出いただいた場合には、異常値等の場合でも再検ができないため、 ご報告地がOVERや検出下限以下、あるいは検出不可になる可能性もあります。予めご了承ください。
3 防腐剤等の添加について: 尿検体には、防腐剤や酸、有機溶剤等を添加しないでください。正しく測定できない可能性があります。
4 種依存性について: 尿中8-OHdGは、ヒトをはじめげっ歯類、畜産分野など、動物種に関わらずご利用いただけます。種差が大きいため 基準値、参考値はありません。また同一系統の実験動物でも、飼料など飼育条件、ストレス等の要因により尿中8-OHdG濃度が 大きく異なる場合があります。
5 一部疾患における
妨害物質について:
腎障害など一部疾患において、8-OHdG測定に影響を与える、未知の妨害物質が含まれる可能性があります。 酸化ストレス下にあると考えられる尿において、8-OHdGが全く検出されないケースにつきましては、血清に準じて、限外濾過処理を することで、検出できることが確認されております。
限外濾過のプロトコルにつきましては、 こちらをご参照ください。
限外濾過処理を含む尿中8-OHdG分析も受託可能です。こちらをご参照ください。
6 多検体のご依頼について: 多検体をご依頼の際には、検体数に応じた割引が可能です。通常納期は、検体到着後1週間程度ですが、 数百検体以上をご提出いただいた場合の納期は3週間〜1ヶ月程度になる場合があります。また、年度末など、繁忙期には 通常より納期が延びる場合がありますので、期日のある試験の場合には、予め納期をご照会ください。
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【ご注意】 弊社の提供する試薬、受託分析サービス等は全て研究用です。研究以外の用途(臨床検査/診断/医療行為等)には使用できません。
弊社ホームページに掲載されている酸化ストレス研究用試薬/受託分析に関する 商品情報、文献情報等は、お客様の研究のための参考資料としてご紹介するものです。 これらの情報は研究用のバイオマーカーの臨床的意義を示すものではなく、また臨床検査や医療活動等に用いることを 推奨するものでもありません。
内容を引用される場合には、出典として「日本老化制御研究所」または「JaICA」と記載するようにお願いいたします。 また、図や写真を引用される場合には 弊社の書面による許諾を必ず事前に得るようにしてください。 弊社は本ホームページおよび製品、添付文書等を作成するにあたり細心の注意を払っておりますが、これらによる損害が万一発生した場合でも、 弊社は 責を負いませんので予めご了承ください。
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