ホーム > 受託検査 > アミノ酸分析
受託検査 その他の特殊検査項目
【アミノ酸とは】
アミノ酸とは、アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)を持つ化合物であり、 タンパク質は主に9種類の必須アミノ酸と11種類の非必須アミノ酸で構成されています。 血液中には約40種類のアミノ酸が存在します。 体内のアミノ酸は,食事由来タンパク質の分解吸収、体内のタンパク質の分解代謝、非必須アミノ酸の合成、 タンパク質や生体成分の合成など、動的平衡状態にあることから、血漿アミノ酸分析は各臓器における アミノ酸の動態を調べるのに役立ちます。また、一部のアミノ酸は尿中にも排泄され、 健常者では尿中に1日約80~200mg/dLのアミノ酸が排泄されており、 尿中アミノ酸の測定は、再吸収機能、先天性アミノ酸代謝異常症、肝障害の評価、栄養状態の把握等に用いられます。 ここでは、血漿中のアミノ酸39種、尿中のアミノ酸41種類の測定を行います。 尚、ホスホエタノールアミン(エタノールアミン リン酸 Phosphoethanolamine)、尿素(Urea)、 モノエタノールアミン(Monoethanolamine)、アンセリン(Anserine)、カルノシン(Carnosine)も測定可能です。
項目名 検体の種類 動物種 保存
方法
検査
方法
検査
施設
検査費用
(税込)
備考
アミノ酸組成(9種)
Valine, Methionine, Isoleucine, Leucine, Tyrosine,
Phenylalanine, Lysine, Histidine, Arginine
EDTA血漿0.3mL ヒト 凍結 LC-MS法 B 11,000円 参考値:
単位:nmol/mL
容器:血漿スピッツ
アミノ酸組成(39種)
Taurine, γ-Amino β-hydroxybutyric acid,
Hydroxyproline, Threonine,Serine, Asparagine,
Glutamic acid, Glutamine, Sarcosine, α-Aminoadipic acid,
Proline, Glycine, Alanine, Citrulline,
α-Amino-n-butyric acid, Valine, Cystine, Methionine,
Cystathionine, Isoleucine, Leucine, Tyrosine,
Phenylalanine, β-Alanine, β-Amino-iso-butyric acid,
Homocystine,γ-Amino-n-butyric acid, Monoethanolamine,
Hydroxylysine, Ornithine, Tryptophan, Lysine,
1-Methylhistidine, Histidine, 3-Methylhistidine,
Anserine, Carnosine, Arginine, Aspartic acid
EDTA血漿0.9mL ヒト 凍結 HPLC法 B 17,600円 参考値:
単位:nmol/mL
容器:血漿スピッツ
EDTA血漿0.5mL
(最少0.3mL)
動物1) 凍結 LC-MS法 S 18,568円 参考値:なし
単位:nmol/mL
容器:血漿スピッツ
納期:1週間~10日
尿0.9mL
(最少0.5mL)
動物1) 凍結 HPLC法 B 18,568円 "参考値:なし
単位:
容器:血漿スピッツ
納期:1週間~2週間"
アミノ酸組成(41種)
Taurine, Phosphoethanolamine, Urea, Aspartic acid,
Hydroxyproline,Threonine, Serine, Asparagine,
Glutamic acid, Glutamine, Sarcosine,Alanine,
α-Aminoadipic acid, Proline, Glycine, Cystine,
Citrulline, α-Aminobutyric acid, Valine, Leucine,
Cystathionine, Methionine, Isoleucine, Tyrosine,
Phenylalanine, γ-Amino β-hydroxy butyric acid,
β-Amino-iso-butyric acid, γ-Aminobutyric acid,
Monoethanolamine, Homocystine, Histidine, Lysine,
1-Methylhistidine, Carnosine, Anserine, Tryptophan,
Hydroxylysine, Ornithine, Arginine, β-Alanine
3-Methylhistidine
酸性蓄尿3mL(最少1mL)
尿100mLに対して6N塩酸1mLの
割合で入れてください。
必ず酸性蓄尿(pH1.0~3.0)に
してください。
ヒト 凍結 HPLC法 S 17,600円 参考値:
単位:nmol/mL
容器:
ご注文方法
注1)ヒト検体用に調整した測定系にそのまま適用します。基準値参考値はありません。
全ての動物種に適用できる訳ではありません。構造や修飾等がヒトと同等であることを確認の上、ご依頼ください。
また、検体の性状等により、検出できない可能性、誤差等を含む可能性があります。予めご了承ください。

上記検査項目につきましては予告なく改廃される場合があります。ご注文の際には、予め担当者まで仕様、価格、納期をご確認ください。
ご質問などお気軽にどうぞ(メール)
技術情報
No. 【タイトル】 【内容】
1 マウス血漿: げっ歯類の場合、検体量(血漿0.5mL)の確保が難しい場合があります。最少検体量は 300μLですが、200μLあれば希釈測定にて対応できる場合があります。 ただ、希釈する分、検出下限以下になる項目が出てくる可能性があります。

尚、過去のマウス血漿での測定例(規定量ご提出)では、 下記成分は下限以下、または下限付近の低値を示しています。
Hydroxyproline、Sarcosine、α-Aminoadipic acid、Cystathionine、γ-Amino β-hydroxybutyric acid、 β-Alanine、β-Amino-iso-butyric acid、γ-Aminobutyric acid、Homocystine、1-Methylhistidine、 Carnosine、Anserine、Hydroxylysine

また、下記成分は規定量ご提出時には検出されておりますが、 比較的低値のため、希釈測定の場合に検出下限以下、 または下限付近になる可能性があります。
Aspartic acid、Glutamic acid、α-Aminobutyric acid、Cystine、Monoethanolamine、3-Methylhistidine

実験動物は系統、飼育条件等によって数値が大きく異なる場合が あります。ご依頼のケースについて、上記以外の項目が必ず検出レンジ内に入るとは限りません。 また、逆に、希釈した場合でも上記項目が測定レンジに入る可能性もあります。予めご了承ください。
ご質問などお気軽にどうぞ(メール)
アルツハイマー/メタボリックシンドローム/骨代謝/炎症/糖尿病/脂質代謝/血液凝固線溶関連マーカー
お問合せ/ご要望フォーム
ご芳名、ご連絡先は差し支えない範囲でご記入ください。
ご返事が必要な場合は、必ずメールアドレスをご記入ください。
ご芳名:
E-Mail:
ご所属(任意):
ご住所(任意):
TEL(任意):
FAX(任意):
項目名:
お問い合せ内容:
個人情報保護方針
受託検査/製品に関するご評価(Review)
お客様のご意見ご感想をお聞かせください
ご芳名(任意):※開示されることはありません
項目名:
ご評価:
コメント(任意):
個人情報保護方針
受託検査:血清、血漿、組織、唾液のニトロチロシン(3-nitrotyrosine:3-NT)を分析します.ヒト,動物,マウス,ラット,イヌ,ネコ,サル,ウマ,ウシ測定対応。
【ご注意】 弊社の提供する試薬、受託分析サービス等は全て研究用です。研究以外の用途(臨床検査/診断/医療行為等)には使用できません。
弊社ホームページに掲載されている酸化ストレス研究用試薬/受託分析に関する 商品情報、文献情報等は、お客様の研究のための参考資料としてご紹介するものです。 これらの情報は研究用のバイオマーカーの臨床的意義を示すものではなく、また臨床検査や医療活動等に用いることを 推奨するものでもありません。
内容を引用される場合には、出典として「日本老化制御研究所」または「JaICA」と記載するようにお願いいたします。 また、図や写真を引用される場合には 弊社の書面による許諾を必ず事前に得るようにしてください。 弊社は本ホームページおよび製品、添付文書等を作成するにあたり細心の注意を払っておりますが、これらによる損害が万一発生した場合でも、 弊社は 責を負いませんので予めご了承ください。
ページの先頭へ