抗アクロレインACR抗体(脂質過酸化/酸化ストレスマーカー): 日本老化制御研究所
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製品情報 脂質酸化損傷マーカー
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Rev.131017
(本製品は研究用試薬です)
アクロレイン(ACR:Acrolein)は非常に反応性の高いアルデヒドで、強い細胞毒性、変異原性が報告されております。アクロレインは、従来、 食用油の加熱、タバコの燃焼、シクロフォスファミドの生体内代謝などにより 生成されると考えられておりました。しかし、最近、in vitroに おける脂質の過酸化反応によってアクロレインの生成が証明され、さらにヒトの動脈硬化症病巣においてもその存在が確認されました。
本モノクローナル抗体は、アクロレインと蛋白質のリジン残基との反応物〔ACR-lys 付加体;例えば、FDP-lys:Nε-(3-formyl-3,4-dehydropiperidino) -lysine等〕に特異的に反応いたします。動脈硬化症、ガンなどの酸化ストレスに起因するといわれる病気の研究に、広くご活用いただけるものと 考えております。
【製品仕様】
免疫源:
ACR修飾蛋白質で感作したBALB/cマウスの脾臓とマウス骨髄腫の653細胞を融合させることでハイブリドーマを作出。 このハイブリドーマをBALB/cマウスの 腹腔内で培養して得た抗体。
精製法:
腹腔内で培養して得た腹水をプロテインAを用いて精製し、IgG分画を得た。
形態/形状:
抗ACR抗体 20μg/0.2ml、100μg/mlを含有する10mMリン酸緩衝生理食塩水PBS凍結品
10mM PBS溶液、0.1%NaN3 ・0.5%BSA含有)
特異性:
Acrolein修飾蛋白質に特異的に結合する。
クラス:
Mouse IgG
1κ
, clone 5F6
保存方法:
-20℃保存にて凍結保存
品名
商品コード
容量
価格(税込)
抗Acroleinモノクローナル抗体
MAR-020n
20μg
27,500円
抗Acroleinモノクローナル抗体
MAR-100n
100μg
販売終了
【製造元】:日油株式会社
学術情報
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