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(本製品は研究用試薬です) |
【4-ヒドロキシノネナール:4-HNEとは】 |
4-hydroxy-2-nonenal の分子構造
食品や生体においては多種多様の過酸化脂質分解物が生成します。4-ヒドロキシ-2-ノネナール(4-HNE)は
その生成量、反応性、生理作用などから最も代表的な酸化ストレス産物と言えます。本抗体は4-HNE修飾蛋白質を特異的に認識するので生体内の
蛋白質に付加した4-HNEの免疫化学的検出が可能になり、酸化ストレス病態の解析に有用です。抗4-HNEモノクローナル抗体は、
医学・薬学・食品化学など広範な分野の研究にご利用頂けます。 |
High-power view of colorectal carcinoma cells. Adenocarcinoma (arrows→) and nontumorous
epithelial cells (star☆;×240). (S. Kondo et al. Free Radical Biology & Medicine 27 pp401-410, 1999) |
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【製品仕様】 |
製法: |
4-HNE修飾KLH(keyhole limpet hemocyanin)を免疫原として用い、マウスよりハイブリドーマを作製。
得られたハイブリドーマを用いて腹水を調製し、硫酸アンモニウム塩析法により分画精製した。 |
形状: |
凍結乾燥品(指定量の蒸留水にて再構成して使用します。) |
サブクラス: |
Mouse IgG1κ, clone HNE-J2 |
特異性: |
以下のアルデヒド修飾タンパク質について交差試験済み(交差性なし):
2-nonenal, 2-hexenal, 1-hexanal, 4-hydroxy-2-hexenal, formaldehyde, glutaraldehyde.
阻害試験により、4-HNE-histidineは4-HNE-lysine、4-HNE cysteinと比較して強い親和性を示すことが確認されています。 |
用途: |
免疫組織染色(使用例:25μg/mL)、ウェスタンブロッティング(使用例:15μg/mL) |
保存条件: |
凍結保存(-20℃以下) |
有効期限: |
製造後5年間(未開封、-20℃以下にて保存) |
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【参考文献】 |
免疫組織染色: |
T.Tanaka, Y.Nishiyama, K.Okada, K.Hirota, M.Matsui, J.Yodoi, H.Hiai, and S.Toyokuni:
Induction and nuclear translocation of thioredoxin by oxidative damage in the mouse kidney:
independence of tubular necrosis and sulfhydryl depletion.
Lab. Invest. 77(2), p145-155 (1997) |
ウェスタンブロッティング: |
S.Toyokuni, N.Miyake, H.Hiai, M.Hagiwara, S.Kawakishi, T.Osawa and K.Uchida:
The monclonal antibody specific for the 4-hydroxy-2-nonenal histidine adduct.
FEBS Lett. 359, p189-191 (1995) |
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品名 |
商品コード |
内容量 |
価格(税込) |
抗4-HNE モノクローナル抗体 |
MHN-100P |
100μg |
77,000円 |
抗4-HNE モノクローナル抗体 |
MHN-020P |
20μg |
19,800円 |
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